未読日記 39日目 「風の歌を聴け」
8月28日
「風の歌を聴け」 村上 春樹
村上春樹の小説があって、同じ時代に生きていて、新鮮生(初版)で読むことができて
本当に幸せだなぁと思うのです。
1979年 このデビュー作「風の歌を聴け」が出版されたのは、高校生になるかならないかの頃。
1987年 あの「ノルウェーの森」を読んだ20代はじめ。
そして、1Q84に続く今まで、彼の作品はいつも身近にあり
その時の自分がどんな服を着ていたかも思い出せるくらい、私の中に大きな存在感を残しています。
学生時代に読んだときには
”柔らかい心の芽”を1枚剥がすような 少しチクッとするような そんな感覚を覚えました。
共に歩んだ本があるというのは、やっぱり幸せなことだなぁと思うのです。