3年日記のおはなし
しばらく前から1年毎の日記帳を3年日記に変えました。
何冊目かになる 使い慣れたその日記帳は、1ページ 縦に3年間 同じ日が並びます。
今年はその真ん中を日々埋めているところです。
2020年というのは、誰にとっても特別な1年であったことと思いますが、私にとっても
世界がギューッと縮んだ1年でありました。
今日を書く時、昨年を読み返し
思ったように動けず、焦ったり迷ったりしている自分
今こそ、新しい商品作りに時を使おうと希望に満ちた自分
初めてのZoomでお客様との面談に感激している自分
など、昨年の私と出会いながら、毎夜 過去と今を行き来しています。
昨年の記憶が鮮烈なせいか、一年前の自分が今となって、未来である今日の私を見ている様な
そんな錯覚におちいることもあり
その時
「君は、もう少しすれば普段の生活に戻れると思っているかもしれないが
1年経っても状況は変わらないばかりか、未だに出張すらできないのだよ。
ワクチンはようやく打てるようにはなったけど、また新たな変異株が増えているし特効薬はないし
本当の着地点はだれにも見えないんだよ。」
などと伝えたい気持ちに駆られます。
と同時に
「そしてその中で君は(わたしは)次の1年後に向けて 今何をするのかい?」と問いかけます。
書くたびに時空を超える秋の夜